ジュースと炭酸飲料は80%以上が水だけど、水の代わりに飲んでもいいの？
毎日の水分目標を達成しようとすると、ただの水ばかり飲むのは退屈に感じるかもしれません。だからこそ、1日に数回甘い飲み物を楽しんでみることがあるでしょう。でも、そういった他の飲み物は水分摂取にカウントされるのでしょうか？それとも、他の飲み物を飲んだ上でさらに水を飲まなければ、1日の水分補給を達成できないのでしょうか？
文化的に、砂糖入りの飲み物は退屈な水よりもずっと魅力的に見られることが多いです。そのため、一部の人々はほとんど完全に甘い飲み物（または人工甘味料を含む飲み物）に依存しています。たとえば、ジュースやソーダが食事に欠かせないものだと育ったかもしれません。また、コカ・コーラやMinute Maidの広告が至る所にあった文化の中で育ったことがあるかもしれません。
実際、ジュースやソーダも1日の水分摂取にカウントされます。ただし、これらには高い糖分やその他の成分が含まれており、血糖値を上昇させたり、他の健康問題を引き起こすなど、体に悪影響を与える可能性があることを忘れないでください。
「ソーダが体に悪い」という話は聞き飽きたかもしれませんので、ここでは他の甘い飲み物であるジュースと「ダイエット」ソーダに焦点を当ててみましょう。
でも、ジュースは健康に良いと思っていたのに！
確かに、ジュースにはビタミンやその他の栄養素が含まれており、ジュースが他の多くの甘い飲み物よりも良い選択であることは事実です。
しかし、瓶詰めのジュースには「添加された」糖分がなくても、自然な糖分が健康に良くないほど多く含まれています。少量のジュースを絞り出すために大量の果物が必要なため、結果的に1つの果物に含まれる糖分よりも数倍多くの糖分が含まれるのです。たとえば、240mLのオレンジジュースを飲むことは、一度に3～4個のオレンジを食べるようなものです。
また、ジュースは一般的に繊維質が取り除かれていることが多く、果物が健康に良い理由の一つである繊維質が失われています。果物の皮や膜には多くの繊維が含まれており、「多めの果肉入り」のジュースでも、完全な繊維質を保つことはできません1。したがって、オレンジを食べて、それを水で流し込む方が良いでしょう。
カロリーゼロだからといって健康に良いとは限らない
さて、糖分についての話はわかりましたね？次は人工甘味料入りの飲み物について見てみましょう。カロリーがない…それがどうして悪いのでしょうか？
確かに、カロリーだけの観点から見れば、ダイエットソーダは糖分たっぷりのソーダほど問題ではないかもしれません。そして、水分を含むものなら何でも水分補給にはなります。しかし、ダイエットソーダを飲むことによる心理的および神経的な影響が、甘い味への関係を変え、結果的に水分摂取不足よりも大きな問題を引き起こす可能性があります。
具体的には、Cleveland Clinicによると、人工甘味料入りの飲み物を摂取することで、より多くの糖分を欲しがるようになるだけでなく、体がカロリーを摂取していると錯覚する可能性があるとのことです2。一見、これは良いことのように思えるかもしれませんが、体の自然なインスリン反応を妨げることで、2型糖尿病のリスクが高まる可能性があります。つまり、砂糖を置き換えて健康を改善するためにダイエットソーダを選ぶのは、良いアイデアとは言えないのです！
予想通りの結論
ここでまとめです：そう、ほとんどが水分でできている飲み物なら、何も飲まないよりは良いです。それでも、多くの選択肢と比較すると、水が毎回勝ちます。だからといって、甘い飲み物を二度と飲めないというわけではありませんが、少なくともそれらに頼らず水分補給するよう心がけましょう。
甘い飲み物や人工甘味料入りの飲み物を減らすのに苦労しているなら、こんな方法を試してみてください：明日、甘い飲み物の代わりに水や無糖の緑茶などを1杯飲んでみましょう。翌日も同じ選択をすることを誓い、その後も甘い飲み物を選ぶ頻度に注意を払いましょう。少しずつ取り組むことで、甘い飲み物への依存を減らし、もしかしたら水を好きになるかもしれません！
また、紅茶やコーヒーが体にどのような影響を与えるのかについて学びたい場合は、こちらの記事を参照してください：コーヒーと紅茶は、1日の水分摂取量に含まれますか？_
